サイト公開前の基本動作確認の重要性
WEBサイトを公開する前は、ついデザインや文章ばかりに目がいきがちですが、まず最初に確認してほしいのは「基本の動作」です。
リンクがちゃんと飛ぶか、画像は正しく表示されるか、フォームは問題なく送信できるか。こうした小さな不具合でも、ユーザーにとっては意外と大きなストレスになってしまいます。
公開前に一つずつ丁寧にチェックして、安心して見てもらえるサイトに整えていきましょう。
品質チェック必須9項目
SSL最適化
サイトのURLが「https://」で始まっているか、証明書が正しく設定されているかを確認します。
SSLが正しくないと、ブラウザで「安全ではない」と表示されたり、ユーザーの個人情報が守られなかったりします。今はGoogleもHTTPSを推奨しているので、必ず確認したいポイントです。
Metaタグ設定化
WEBページの情報をブラウザや検索エンジンに伝えるためのHTMLタグです。
ユーザーには直接見えませんが、SEOやSNSでの表示、ブラウザでのページ情報などに影響します。簡単に言うと、ページの「説明書」のような役割ですね。
ページのタイトルやディスクリプションの設定、OGP画像、ファビコン設定など押さえておきたい項目はいくつかあります。
詳しくはmetaタグを駆使して基礎的なSEO対策の構築せよ【SEO必須項目】をご覧ください。
リンクチェック
サイト内のリンクが正しく飛ぶか確認します。
特にページ移動のリンクや外部リンクが切れていると、ユーザーはもちろん検索エンジンにも悪影響です。リンク切れは小さなミスですが、信頼性に直結するので丁寧に、隅々までチェックしましょう。
ブラウザ毎の表示確認
ブラウザや端末によって見え方が変わることがあります。PC・スマホの両方で、主要ブラウザを使ってデザイン崩れや文字の重なりがないか確認するのが大切です。
主要ブラウザは以下のとおりです。
- Google Chrome
- Microsoft Edge
- Safari
- Mozilla Firefox
Webブラウザシェア率ランキングでは現在(2025年10月)、Google ChromeとMicrosoft Edgeが85%以上を占めておりますので、最低限であればこれら2つだけでもチェックするようにしましょう。
参考:【2025年10月調査】日本・世界のWebブラウザシェア率のランキングと推移
画像にaltの設定
画像にalt属性を設定すると、画像が読み込まれない場合でも内容がわかるようになります。
また、SEO対策としても重要です。装飾画像には空のalt、情報を伝える画像には説明を入れるなど、用途に合わせて設定するとGOODです。
表示速度チェック
サイトが遅いと、ユーザーはすぐ離脱してしまいます。
画像の最適化やキャッシュ設定などで表示速度を改善しましょう。
GoogleのPageSpeed Insightsなどを使うと、簡単に速度や改善ポイントを確認できます。
合格点は80~90点くらいなので、画像の軽量化や不要なコードの削除を実施し、表示速度は改善しておきましょう。
問い合わせ送信テスト
フォームから実際に問い合わせが送信できるか確認します。
メール通知が届くか、確認画面が正しく表示されるかなどもチェックしておくと安心です。
WordPressを使用している場合にはContact form 7などのプラグインを使用している方もいるかと思います。
自動送信メールやサンクスメールもしっかり設定しておくと運用しやすくなるので、送信テストで確認しましょう。
404ページ実装
404ページとは、ユーザーが存在しないページにアクセスしたときに表示されるページです。
例えば、リンク切れやURLのタイプミスなどで、目的のページが見つからなかった場合に表示されます。
単なる「ページが見つかりません」という表示だけでは、ユーザーは迷子になってしまいます。
サイトマップの送信
検索エンジンにサイトの構造を正しく伝えるため、XMLサイトマップを作成し、Google Search ConsoleやBing Webmaster Toolsに送信します。
これをやることで、インデックスがスムーズに行われ、検索結果に反映されやすくなります。
品質チェックは将来の信頼に繋がる
WEBサイト公開前には、SSL設定やリンクチェック、表示確認、画像のalt設定、表示速度、問い合わせテスト、404ページ実装など、基本の品質チェックが欠かせません。
私はコーディング習得したての駆け出しの頃、品質チェックを行ったつもりで公開してしまい、クライアント様にご迷惑をおかけしてしまうこともありました。
品質チェックはご自身でチェックし尽くしても、どうしても見落としがあることもあります。もしあなたが駆け出しで品質に自信がない場合、可能であれば、周りの信頼できる方にもチェックしてもらうことをお勧めします。
事前に丁寧に確認することで、ユーザーに優しく、信頼されるサイトを公開できます。